結婚のすすめ

　挙式は新郎新婦とその家族のために行われる儀式ですが、披露宴は違います。2人の結婚を祝福してくれるゲストのために感謝の気持ちを込めて行うものです。それだけにゲストに楽しんでもらうことが重要です。どういう披露宴にすれば良いのかウェルカムドールたちは考えます。
　

結婚式の準備　～披露宴のプログラム～

　「新郎新婦は披露宴では主役だけどゲストを招待する主催者でもあるんだね。」
　「だから自己満足にならないようにいろんな配慮をしないといけないよ。」
　「ゲストに喜んでもらうことが大事だな。」
　「楽しい演出は必須だね。」
　「それだけに準備には時間を掛けたいね。どんなことをするのか早めに考えないと。」
　「余興やスピーチなどゲストに依頼するものは相手の都合もあるだろうから3か月くらい前にはお願いしておいた方が良いだろうね。」
　「その時には既にゲストに参加の承諾を受けているってことだね。」
　「余興はゲストに考えてもらうのかな。」
　「ある程度自分達から披露宴のテーマやイメージを伝えておいた方が良いだろうね。丸投げしちゃうと披露宴の雰囲気と全く違ってしまい不評を買うことになるかもしれないよ。」
　「そうなったら依頼されたゲストも可哀そうだね。」
　「余興の中に新郎新婦へのサプライズを盛り込む場合もあるから、余興の内容全てを事前に把握できるとは限らないしね。」
　「年配者や女性など年代や性別に関係なく楽しんでもらえるものだと良いね。」
　「余興をしないゲストも一緒に参加できる演出があると皆が楽しめるね。」
　「その場で誰もが出来るような簡単なものが良いよ。それにそういうことが苦手な人もいるから無理強いはしない方が良いね。」
　「披露宴の流れの中でどこでどのような演出があると効果的なのかを考えることが大事だよ。」
　「基本的な披露宴の流れは挙式会場の方で決まっているのが普通だよ。それに自分たちのアイデアを盛り込んでアレンジすれば良いんだ。」
　「レストランなどでやる場合は全てを自分たちで考えることになるね。」
　「楽しませようとしてあまり詰め込み過ぎるとゲストが落ち着けないから、流れにメリハリをつけることが大切だと思うな。」
　「静かに落ち着ける時間と楽しく盛り上がる時間との切り替えが必要だってことだね。」
　「披露宴は2~3時間の長丁場なのでゲストに飽きさせない工夫が必要だけど、楽しい演出ばかりに気を取られていると慌ただしいだけの印象を残してしまうかもしれないよ。」
　「ゲスト全員に〝良い披露宴だった〟という思いを持ち帰ってもらうことが一番大事だね。」