ピアノ発表会

　昨日は子供が通っているピアノ教室の発表会がありました。昨年までは我が子3人とも出ていたのですが、今年は息子1人だけになりました。
　

成長と上達

　高校2年の長女は吹奏楽の部活が忙しくてピアノとの両立が難しくなり、今年からピアノの方を休むことにしました。まだ完全にやめるつもりはないようですが、復帰するかは未定です。このまま終わる可能性は高いです。中学3年の次女は高校受験ということで、昨年の発表会を最後にやめました。こちらはもう習う意思はないようです。ピアノを弾くことは好きなようで、やめてからも時々弾いています。ただ、習うことが嫌いみたいです。
　

　3人とも幼稚園児のころから習っており、ピアノ教室では小さい方だったのに、気が付くといつの間にか大きい方になっていました。小さい子たちから見たら立派なお兄さん、お姉さんに見えることでしょう。息子は中学1年ですが、すでに上から2番目で、男子では一番上です。一緒に習っていた同年代の子たちもいつの間にかいなくなりました。中学入学や高校受験を機にやめる子は多いようです。
　

　その成長と共にピアノの腕前も上達しているようです。今年はショパンの「ノクターン」と「別れの曲」の2曲を弾きました。実力的に別れの曲は難しすぎるかなと思いましたが、何とか無難に弾くことが出来ました。本番に強いところは相変わらずです。
　

　息子はいつまでピアノを続けてくれるのでしょうか。嫌がることもなく今まで続けていますが、特に好きでもないようです。何となく弾くことが日常的に当たり前になっているから続けているという感じです。ここまで上達しているのに受験や部活を理由にやめるのはもったいない気がします。
　

　成長と共に上達することは喜びですが、成長することで終わりの時期が訪れるということも事実です。家族全員の恒例行事だったピアノ発表会は我々夫婦の大きな楽しみの一つでした。それがいずれは無くなるのかと思うと何とも言えない寂しさを感じます。でもまだ来年は大丈夫そうなので、またこれから1年間の上達を見守りたいと思います。