残暑お見舞い申し上げます

　今日は立秋です。暦の上ではもう秋です。でも現実は夏真っ盛りです。毎日が暑くて生活に支障を来します。私は何となく夏バテ気味で食欲がありません。まだまだ残暑は厳しそうなので、この先の体調が不安です。
　

夏の高校野球について　毎年立秋の頃になると夏の高校野球甲子園大会が行われます。各都道府県の予選を勝ち抜いた学校が一堂に会してトーナメント方式で優勝を掛けて争うことは皆さんご承知のことでしょう。今年も一昨日6日から始まっています。
　

　昨日は地元石川県の星稜高校が辛くも勝利しホッとしています。戦前の予想通り投手力はトップレベルですが、得点力の低さが表れていました。9安打とそれなりに打ててはいましたが、走塁ミスやバントミスが多く、攻撃がチグハグだった印象は否めません。もう少しチャンスで確実に得点できないとこの先勝ち抜くには難しいように思います。ただ、選手たちは精一杯頑張っているだろうし、そのようなことは言われなくても本人たちが一番分かっていることでしょう。周囲の声は〝エース頼みのチーム〟という評価が多いようなので、そうではないところを次戦で見せてほしいところです。
　

　さて、ここ数年猛暑続きのこの季節、果たしていつまでこの夏の高校野球が行われるのだろうか、とやや心配になります。暑さ以外でも昨今は連戦への批判の声も上がっています。選手たちは鍛えられているとはいえ、35℃を越える暑さの中、普段とは違う緊張感に包まれながら全力を出してプレイしています。少々苦しくても「自分だけ弱音を吐くわけにはいかない」と思い無理してしまうことで、熱中症などで倒れる危険を常にはらんでいます。誰かが倒れて大事になってからでは遅すぎます。それに応援する人達の中にも体調を崩す人もいると思われます。熱中症は死亡にもつながる危険な症状です。もうそろそろ今後の新たな開催方法を検討しないといけない時期に来ていると思います。
　

　時期を夏場からずらし連戦にならないようにする、または夏場に行うなら空調の効くドーム球場で開催するなど、選手の体調に配慮した開催方法が望まれます。真夏の甲子園球場での開催に拘っていたら取り返しのつかないことになりかねません。大きな問題が起きる前に決断してもらいたいものです。