選挙の日

　今日は第25回参院選投開票日です。第二次政権発足から6年半続く安倍晋三首相の政権運営に有権者が審判を下す日だと言われています。
　

投票の悩ましさ

　今回の選挙は公的年金問題や憲法改正、消費税増税の是非など、それぞれの争点の違いや与党対野党連携体制の構図は割と分かりやすい気がしますが、実際に自分の思いを総合的に反映できる政党や候補者がいるのかと言うとそんなに簡単に決められるものではありません。信頼できる政党や候補者がいないという人は結構多いのではないでしょうか。そのような場合にどう決断するのかは悩ましい問題です。選挙に関心はあるけれど、決められないために投票に行かないという人もいると思います。
　

　そのように悩んだ末に決めて票を入れた政党、候補者が当選した場合、その実績や公約が全て支持を得たと受け取られてしまうことには釈然としません。そう考えると安易に決めて投票するというのも良いとは思えません。また、支持政党だから必ずそこに入れるというのも安易な気がします。この政党、候補者のこの部分は支持するが、あの部分は支持できない、という点は何かしらあるのではないでしょうか。もっと細かく自分の思いを投票で反映できると良いのですが、それを選挙で実施するのは困難なことでしょう。投票した政党、候補者が当選したからといって素直に喜べないというのが本音です。
　

イノシシの全力疾走

　昨日もマラソンの練習でいつものコースを走りました。今年は金沢マラソンの抽選に落選したので、現在の所大会参加の予定はありません。以前のように遠出してまで大会で走りたいとも思わなくなりました。歳を取ったせいでしょうか…。
　

　以前も書きましたが、練習コースはタヌキやイノシシや鹿などの野生動物が出るところです。熊もいるようですがまだ出会ったことはありません。少し前には走っていたら見知らぬおじさんから「この辺は猿が出るから気を付けて」と声を掛けられました。皆さん親切です。
　

　そして昨日はイノシシと出会いました。道路わきの小屋の陰に隠れていたようで、私が走ってきたのに気付いて慌てて山の中に走って逃げました。30ｍ程離れたところでしたが、突然〝ダダダッ〟と出てきたのでびっくりしました。そこから100ｍくらいを全力疾走して行きました。今までも何度かイノシシを見たことがありますが、全力疾走している姿を間近で見たのは初めてでした。とても迫力がありました。あの勢いで自分の方に走ってこられたらとても怖いと思います。
　

　人間は野生動物と共生しているという事実を改めて感じた出来事でした。