乗馬許可記念日

　1871年（明治4年）の今日、乗馬が庶民に許可されました。江戸時代には乗馬は武士以外の人には禁止されていました。なぜなら馬術は剣術などと同様に武芸十八般の1つに数えられており、合戦で必要な武芸だとされていたからです。江戸幕府から明治政府に替わったことで庶民に許可されることとなりました。
　

乗馬のすすめ

　私の人生において馬は大事な役割を果たしています。大学卒業後にバイクで北海道へツーリングに行きましたが、途中で費用が底を突いたため観光牧場で住み込みで働くことにしました。そこで乗馬の技術を身に付けました。その後金沢に移り住むことになり趣味で乗馬クラブへ通うようになり、そこで知り合った女性と結婚するに至りました。私が新卒で就職していたら北海道へ行くことは無かっただろうし、北海道へ行かなければ馬に乗ることは無かっただろうし、馬に乗らなければ妻と出会うことも無かったと思います。今の自分があるのは馬のお陰なのです。
　

　乗馬クラブへ通っている人たちは皆お金持ちだと思っている人も多いようですが、実際にはそんなことはありません。確かにお医者さんや社長さんもいますが、一般に庶民と言われるような人たちの方が多い気がします。普通に会社勤めをして休日に趣味として乗馬を楽しんでいるようです。私は結婚を機に乗馬をやめましたが、私が乗馬クラブに通っている時に知り合った仲間たちの多くはそのような普通の人たちでした。当時の仲間たちは皆仲が良くて、結婚したカップルは私たちも含めて10組近くいました。異性と知り合うにも良い趣味だと思うのでおすすめです。
　

　乗馬をしない人には馬は皆同じ顔をしているように見えると思いますが、同じ顔の馬は一頭もいません。顔の作りもそうですが、毛色の細かい違いなどでも識別できます。私は今は人間の人形しか作っていませんが、いずれは馬のそっくり人形（馬形？）も作ろうと考えています。馬主さんからニーズがあったら良いな、と思っています。