そっくり人形作りの公式

　物作りに失敗は付き物です。失敗することで成功のヒントを見つけることが出来ます。もちろん失敗せずに成功するのが理想ですが、失敗した経験が成功の確実性を高めると思いますので、時には失敗することも必要だと思います。成功するまでにどれだけ失敗をしたか、そしてそこから何を学んだか、で成功後に差が生じるように感じます。
　

失敗から学ぶ

　スポーツの世界では稀に無敗のまま世界の頂点に立つ人がいます。皆その人のことを天才と呼びます。では天才は失敗しないのでしょうか。〝無敗＝失敗しない〟ではありません。試合の結果で負けていないというだけで、練習や試合の中で失敗はしているはずです。ただその失敗をすぐに修正できる能力を有していて勝利に結びつけることが出来ているのだと思います。
　

　野球で天才と言われるバッターでもシーズンを通して4割打つことは出来ません。どれだけ優れていても10回に6回は失敗しているのです。首位打者を取れる人はその6回の失敗の中から成功のカギを学び次の打席に生かすのではないでしょうか。生まれ持った才能だけでヒットを量産している人は確かに天才なのでしょうが、失敗から学ぶことをしなければ相手に弱点を研究されていずれは落ちていくでしょう。
　

　誰でも生きていく中で何らかの失敗はあるはずです。私は失敗には大きく分けて2種類あると思っています。一つは慣れることでなくなる失敗、もう一つは工夫しないと無くならない失敗です。学べるのは後者の方です。どうしたらその失敗が無くなるか考えて実際に成功へ結びつけることが出来るのか。失敗することは誰にでもあること、だからこそ失敗から何を学びどう生かすかが大事なのだと思います。
　

年末年始

　年末年始は今までと同じく特に遠出をすることもなく家族で過ごしました。長女は高校生になってから家では殆ど会話しなくなっていましたので、家族でいるのはあまり楽しくないのかなと感じていましたが、案外とそうでもないようでした。最近見ることが無かった笑顔も多くあり、母親に甘える様子も見られました。中学生までとあまり変わっていないようで父親としては安心しました。良い年末年始を過ごせて嬉しかったです。