そっくり人形作りの公式

　人間の顔とはとても不思議だと思います。主な構成パーツは目、鼻、口の３つだけなのに人それぞれ全く違う仕上がりになっています。血の繋がりが無いのに顔が同じという人たちは見たことがありません。芸能人のそっくりさんと言われる人でも確かに似ていますが決して間違えることはありません。単純な作りであることがかえって個々の違いを生み出しているのだと思います。
　

似ていないはずなのに

　我が家は５人家族ですが皆それぞれ違う顔をしています。少なくとも妻も私もそして子供たちもそう感じています。夫婦が似ていないのは当たり前ですが、子供は３人とも母親にも父親にも似ているようには思えません。しかし、他人から見たらそうではないようです。子供たちは時々母親に似ているとか子供たちで似ているとか言われます。これは家族以外の人はあまりきちんとそれぞれの顔を認識しておらず、単に印象だけで判断しているからではないかと思っています。
　

　しかしそれでもどこかに似ていると思わせる何かがあるのでしょう。家族だからという先入観のせいであれば父親に似ているという人がいても良いはずですがそう言われることは全くありません（だからといって〝本当に私の子供なのか？〟と疑っているわけではありませんので…）。これは娘たちにとっては好ましいことのようです。
　

　そっくり人形を作っていて思うことは、そっくりに見える時と見えない時の違いはほんのちょっとしたことだということです。黒目の大きさが僅かに違っただけで印象が変わってしまいます。人形の場合は敢えて黒目を大きくすることもありますけど…。それだけ微妙なものなのに我が家の子供たちが似ていると言われるのは何故なのだろうか、とても不思議です。
　

　ちなみにカラコンで黒目を大きくするのはお勧めしません。外した時のギャップが大きすぎて恋人をがっかりさせることになると思います。自分を美しく見せたいという思いは理解できますが、実像とかけ離れた姿を装うのは最終的にはマイナスイメージになるでしょう。
　

今日の金沢

　いよいよ冬到来といった感じです。今日は時々あられが降っています。天気予報ではこの週末から時々雪マークが現れるようになりました。晴れマークはほとんどありません。北陸の冬ならではの天気です。気温は低いですが氷点下にはならないようです。積もるような本降りにはならないと思いますが、油断はできません。私の車はまだ冬タイヤを装着していないので気を付けないといけませんね。