幸せへの道

　相手は自分を映す鏡。パートナーが自分に冷たいのは自分も冷たくしているから。そう考えるとこちらの態度も改めないといけない気がします。ウェルカムドールたちは考えます。
　

幸せのコツ１０

　「不仲のきっかけを作ったのは相手でも、その後もずっと関係を修復できないのはお互いに非があるんだろうね。」
　「自分では〝こっちは悪くない〟と思っていても、反省している相手をいつまでも責めるような言動を続けているんじゃないかな。」
　「相手にしてみたら〝確かに自分が悪いかもしれないけど、反省しているのだからそういう態度はないだろう〟って感じかな。」
　「関係を修復したいのであれば自分の態度を改めないと相手もかたくなになってしまうね。」
　「それを〝相手が先に改めるべき〟なんて思っているからいつまでも冷戦状態。」
　「どっちが先なんて関係ない。むしろ悪いと思っている相手は優しい言葉を待っているだろうから、こっちから優しく接する方が自然な感じがするな。」
　「〝自分は悪くないのに何でこっちから優しくしないといけないの〟って思うだろうけど、相手にしてみたら〝そっちが許してくれないから自分は何も言えないんじゃないか〟とかって思っているかもしれないよ。」
　「相手の態度にはそれなりの理由があるんだと思う。それをこちらの基準で計っているから理解できないんだろうね。相手の基準を理解してあげないとどんな人とでも長い間一緒に仲良く暮らすのは難しいと思うな。」
　「自分が子供だった頃は親の説教にうんざりしていた。でも自分が親になったらその時の親の気持ちが分かるようになり同じように子供に説教をしている。ただ、その時には自分が子供だった時の気持ちを忘れてしまっている。子供時代に嫌な思いを経験しているのに。人間ってそんな感じでその時に置かれた自分の立場でしか物事を考えられなくなってしまう。常に相手の立場に立って考えることは難しい。すべての人にそれを望むのは無理だろう。でもそれが出来れば人間関係は上手くいく。だからパートナーと幸せになりたいのなら自分が相手を理解することが大事だね。」
　「自分から優しくすれば相手も優しくなってくれるかな。」
　「以前は優しかったから好きになったんだよね。今でも優しい面は失っていないはず。ただ裏側に隠れてしまっただけだからそれをまた表にしてあげればいいんだ。」
　「でも相手が変わらなかったら損した気分じゃない？。」
　「時間は掛かるかもしれないから諦めずに続けることが大事。そして相手を信じること。自分が愛した人なんだから出来るはず。信じて優しくしていればいずれ相手も優しさを返してくれる。相手は自分を映す鏡なんだから。」