幸せへの道

　自分のパートナーを孤独にさせない。それが幸せに繋がるのだとウェルカムドールたちは考えるようになりました。
　

幸せのコツ７

　「結婚していてもいなくても生涯を共にするパートナーがいるのならお互いに幸せにならないと一緒にいる意味がない。どちらか一方ばかりに負担が掛かるのは幸せの形とは言えない。自分のことばかり考えていてはいけないんだね。」
　「献身的な奥さんは自分のことを構わずに旦那さんに尽くすようだけど、それってどうなの？。旦那さんばかりが幸せで不公平な気がするけど。」
　「奥さんの思い次第だね。旦那さんの夢を叶えるのが奥さんの幸せならそれで良いと思うよ。」
　「その分旦那さんは中途半端に夢をあきらめてはいけないってことだね。」
　「単に亭主関白で仕方なく奥さんが従っているのなら旦那さんは考えを改めないといけないな。でもそういう家庭って奥さんも旦那さんの収入のおかげで不自由ない暮らしが出来ていることが多いから、実際にはある程度バランスが取れていたりするものだよ。」
　「旦那さんが働いてくれているから今の生活が出来ていることを幸せと感じられるかどうかだね。」
　「旦那さんも奥さんが身の回りのことをしてくれるから仕事に集中できることを感謝していればいいね。」
　「そう、結局は今自分が置かれている状況を自分自身で受け入れることが出来るか、そしてそれはパートナーがいてくれるからだと思えるかっていうのが2人の幸せのポイントだと思うよ。」
　「確かに収入が少なくて病気がちでも仲が良くて幸せそうな夫婦がいると思えば、お金持ちで不自由ない暮らしをしているはずなのに離婚するカップルもいるね。」
　「今の自分に満足することが大事なんだね。欲深いのはダメなんだな。」
　「でも今の自分に満足するってことは向上心がないってことなんじゃないの？。現状に満足しないからこそもっと上を目指そうという気持ちが出る。そして更にスキルアップ出来る。」
　「それも生きていくうえで大切なことだな。」
　「スポーツ選手は向上心があるからこそ記録を更新して表彰されるんだよね。それは昔から素晴らしいこととして讃えられてきているわけで、否定するのはおかしいよ。」
　「頂点に立ちたいって欲があるからだね。やっぱり欲は必要みたいだな。」
　「でも欲を持つと更に欲深くなる。頂点に立たない限り満たされないんじゃないかな。」
　「頂点に立たないと幸せになれないってこと？。」
　「何だかよく分からなくなってきたな…。」