結婚相手の性格

　車の運転時に相手の本性を垣間見ることが出来そうです。ウェルカムドールたちは他の場面でもありそうだということで話を続けています。
　

一緒に食事に行ったなら

　「デートで食事に行く機会はよくあるよね。その時はどうだろう。」
　「何を注文するか迷って時間が掛かる人は優柔不断。」
　「それは分かりやすいよね。たまになら仕方ないけど毎回そうだと〝しっかりしてよ〟って言いたくなっちゃう。」
　「店員に対する態度でも分かる。」
　「そう、やたらと横柄な態度をとる人がいる。いくら恋人に優しくても店員にそういう態度だと、結婚したら恋人にもそうするんだろうなって思う。」
　「他人を見下しているんだろうね。亭主関白タイプかな。」
　「性格とは違うけど、食べ方が汚い人とかくちゃくちゃ音を立てて食べる人はイヤ。」
　「そういうのって大事だよ。毎日一緒に食事をするから、その度に不快な思いをするのはストレスになる。」
　「直してほしいって言ってみたらどうかな。言いにくいと思うけど。でもその対応で相手の愛情がどの程度か分かるんじゃない？。」
　「それで直してくれるのならＯＫ。恋人のことを考えてくれているってこと。そうでなく〝余計なお世話。気にする程のことじゃないだろ〟とかって言われたらその程度の男ってことだね。」
　「多分親からも言われていたんだろうけど、素直に従えなかったんだろうね。〝うるせえな！〟なんて言って。」
　「そういう生活習慣で身に付けてきたことで何となく性格が見えてくるね。」
　「礼儀や姿勢や食べ方が正しく身に付いている人は素直で真面目な人が多そう。そうでない人は自分本位で人の言うことを聞かない人なのかもね。」
　「それか周りのことを気にしない大雑把な人かな。言われてもすぐに忘れちゃったりして」
　「どっちにしても一緒に生活するとストレス溜まりそう…。」
　「食べ物の好みも大事。好みが違うと結婚してからの食事の用意に頭を悩ますと思う。」
　「好き嫌いが多い人も気を付けよう。〝俺がこれ嫌いなこと知っててなんで入れるの？〟なんて文句を言われるから。」
　「言われなかったとしても相手が不機嫌になるのは間違いないね。」
　「なんかそんなこと考えると結婚は煩わしいって気持ちになるの分かるな…。」
　「そこに戻ったら話終わっちゃうよ。」
　「そうならないためにこうして話をしているんだから。」
　「そうでした。反省。」
　「値段を気にせずに注文する人も要注意。」
　「あまりケチケチするのも楽しくないけど、食事に派手に使われると金銭感覚大丈夫？って不安になる。」
　「友達や後輩に気前よくおごっちゃう人と結婚すると、家計のやりくり大変そう。」
　「金銭感覚が同じって言うのは大事だね。」