記念日のすすめ 200220 ~大切な人にプレゼントをしよう~

歌舞伎の日

 今日2月20日は歌舞伎の日です。
1607年(慶長12年)の今日、出雲阿国(いずものおくに)が江戸城で将軍徳川家康らの前で初めてかぶき踊りを披露したことが由来です。
 

かぶき踊りについて

 現在の歌舞伎はこのかぶき踊りが基になっています。
出雲阿国は安土桃山時代の女性芸能者で、かぶき踊りの創始者です。
彼女は出雲大社の巫女として諸国巡回したおりに、かぶき踊りを披露したところ、それが評判になったということです。
 

 歌舞伎の語源は「傾く」(かぶく)が名詞化されたものと言われています。
傾いていて真っ直ぐではない、ちょっと変わっている、という意味を表現しています。
「かぶき者」とは派手な服装をしていたり、常識的ではない行動をする人を指した言葉です。
かぶき踊りは、そのようなかぶき者を表現した踊りでした。
 

かぶき者

 かぶき者は「傾奇者」とも書きます。
傾いていて奇異なる者ということでしょう。
慶長から寛永年間(1596~1643年)にかけて江戸や京都などで流行ったようです。
派手な身なりで、常軌を逸した行動をする若者が増えました。
 

 傾奇者は徒党を組んで、飲食代を踏み倒したり、因縁をふっかけて金品を奪ったりしました。
現代ではヤンキーとかチンピラと呼ばれる人達でしょう。
いつの世でもこのような人達はいるようです。
 

 傾奇者と呼ばれる人達が増える背景には、その当時の社会環境が関係しているものです。
全ての人が生活の心配がなく希望を抱いて安心して暮らせる世の中であれば、このような人達が増えることはないと思います。
 

 人間は誰しも良い面と悪い面を持ち合わせているはずです。
どちらが表出するのかは、その人が置かれた環境に大きく左右されるものです。
 

 当時、傾奇者になる人達の多くは武家に雇われて雑用をこなす者たちで、その生活は貧しく不安定だったようです。
将来には何の希望も抱けなかったのではないかと思います。
仲間で徒党を組んで、傍若無人な振る舞いをすることで、ストレスを発散させていたのかもしれません。
 

 傾奇者たちの振る舞いは一般の人達から煙たがられていたことでしょう。
ただその反面、かぶき踊りが流行ったことを考えると、その時代の流れとして受け入れられていたとも思えます。
それは社会の閉塞感が生み出した現象だと想像できます。
 

 徳川家康はどのような思いで出雲阿国のかぶき踊りを鑑賞していたのでしょうか。
何となく気になります。

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