愛妻の日

　今日1月31日は愛妻の日です。「あい(Ｉ)さ(3)い(1)」の語呂合わせからです。
日本愛妻家協会が2006年に制定しました。
また、愛妻感謝ひろめ隊（神奈川県相模原市の浦上裕生氏が代表）も「愛妻感謝の日」に制定しています。
　

　「妻というもっとも身近な存在を大切にする人が増えると、世界はもう少し豊かで平和になるかもしれない」とのメッセージのもと、愛妻家を増やそうとの目的だそうです。
「かもしれない」という表現に何となく意志の弱さを感じるのは私だけでしょうか。
　

芸能人の不倫と世界平和

　このところイケメン俳優の不倫問題が世間を賑わしています。
結婚生活5年のうちの半分にあたる2年半ほどの間、奥さんとは別の女優と交際していたことが発覚しました。
家庭的なイメージで売っていただけに世間に与えた衝撃は大きく、彼を非難する声は後を絶たないようです。
　

　彼を擁護する男性陣もいるようですが、女性からは全く受け入れられず、その人たちまでも非難を浴びる事態になっています。
どのような視点で擁護しているのかは私は知りませんが、今回の場合は不倫した男性の方が悪いのは明らかなので、女性の理解を得ることは難しいと思います。
不倫問題に関して第三者の男性は余計なことは言わない方が賢明でしょう。
　

　最近は人それぞれ多様な考え方があることが認められるようになっています。
しかし不倫については今でもかなり厳しい目が向けられます。
どんなにモテる芸能人でも「女遊びは芸の肥やし」と大手を振って歩ける時代にはなっていません。
　

　イケメンの芸能人だったら既婚者でも女性からの誘いは多いでしょうから、一般の男性に比べて浮気する確率は高いと思います。
だから仕方がないというのではありません。
だからこそそのような人と結婚するなら、その可能性を認識している必要があるということです。
　

　浮気するかしないかは本人の理性次第です。
ただその理性は、置かれた環境や精神状態で変化するものです。
本人の人格だけでなく、仕事や家庭から受ける影響が大きいということを理解しておくことは大事です。
　

　最近はモラルに反する人を見つけると、関係ない多くの人達がその人を叩く傾向が見られます。
今回の不倫問題もその一つのように感じます。
浮気は一家庭の問題であり、他人が口を出すものではありません。
それが芸能人であるがゆえにこれだけ大きな問題になっているのです。
隣家の旦那さんが不倫していることをネットに挙げてもこんな騒ぎにはならないでしょう。
　

　ただ、一般の男性にしてみたら、今回の騒ぎであらためて不倫の怖さを知ったことでしょう。
寛容な時代になっても不倫に対する女性の厳しさは変わらないということが分かったのですから。
今不倫をしている人はばれないうちに早々にケリを付けた方が良いでしょう。
これからしようと思っていた人は考えを改めましょう。
　

　そして愛妻の日の今日をきっかけにして妻の良さを再認識しましょう。
　

　こうして芸能人の不倫がきっかけとなり世の中の不倫をいくつか減らしたのであれば、世界平和にわずかながら貢献したと言えるのかもしれません。