鼻の日

　今日8月7日は鼻の日です。「は（8）な（7）」の語呂合わせであることは明らかです。1961年（昭和36年）に日本耳鼻咽喉科学会が制定しました。この記念日を通して鼻の病気を減らすことが目的なのだそうです。
　

鼻の重要性

　鼻の病気はなかなか治らないという実感があります。私は幼いころから鼻炎がひどくていろんな治療をしましたが、何をやっても効果が感じられませんでした。ですから鼻炎は一生治らないものだと諦めていました。それが大人になり食事に気を使うようになり走ることが習慣づくといつの間にか治っていました。その間に医者に通うことはありませんでしたが、今ではすっかり良くなっています。花粉症にもなっていません。人間の身体とは不思議なものだと思うと同時に、医療への不信感も抱いてしまいます。
　

　私は自分の鼻にコンプレックスがあります。顔の中でどこか1か所変えられるとしたら迷わず鼻にするでしょう。子供の頃から色の白さと鼻の大きさをからかわれることが多かったのです。おまけに鼻炎だったのでしょっちゅう鼻水が出たりくしゃみを連発したりしたので、余計に自分の鼻が嫌でした。色が白いのは日焼けによって変えることは出来ますが、大きな鼻を小さくすることは出来ません。整形したいとも思いましたが、鼻を小さくすることは出来ないということを知り諦めました。
　

　鼻は顔の中でも重要なパーツです。鼻の形や大きさでその人のイメージが大きく変わると感じているからです。人形を作るときにも当然のごとくそっくり度に大きく影響してきます。正面からの写真だけでは鼻の高さや形が分からないのでそっくりに作ることは難しくなります。逆に正面の写真以外にはっきりと鼻の形が分かる写真があると制作はとても楽になります。似顔絵なら鼻を省略しても似ているように見えますが人形ではそうはいきません。それが2次元と3次元の大きな違いです。
　

　鼻と花は両者ともパッと目につくものだということから語源が同じだという説もあります。花は植物の中でとても重要な存在です。鼻もそれだけ人間にとって重要だと大昔の人は考えていたのでしょう。ちなみに今日は花の日でもあります。