結婚のすすめ

　結婚したら両家は親戚になります。結納はしなくても事前にお互いの両親の顔合わせをして正式に婚約を承諾してもらうのが良いでしょう。そのために食事会を催すカップルも多いようです。このような顔合わせ食事会には結納のような決まりがあるのでしょうか。ウェルカムドールたちは話します。
 

顔合わせ食事会に決まりはあるの？

　「結納の場合は古くからのしきたりに合わせて行われるけど、顔合わせ食事会の場合は何か決まりごとがあるのかな。」
　「食事会の場合は伝統的な儀式ではないから特に決まりはないよ。ただ慣例はあるみたいだね。」
　「じゃあ、場所やメニューは2人が自由に決めて構わないんだね。」
　「お互いの両親に気に入ってもらわないといけないから、自分たちの好みよりも親の好みに合わせた方が良いだろうね。」
　「どんな場所のどんな食事を選ぶかで我が子の婚約者のセンスが分かっちゃうな。」
　「落ち着いて話が出来る場所で両家の好みのメニューにするのが基本だね。」
　「人気のあるレストランとかだと混雑していて落ち着けないかも。」
　「空いている時間帯を選ぶと良いんじゃないかな。」
　「終始和やかに行えるように場所を下見するなどして準備しておく必要があるな。」
　「食事会当日の進行はどうすれば良いの？。」
　「普通は男性本人かその父親が進行役をするものだよ。最初に簡単に挨拶をして乾杯すれば良いよ。」
　「その後にそれぞれが自己紹介するのかな。」
　「まずは男性本人が自分の家族を紹介してから女性側にしてもらう。」
　「それから歓談しながら食事するんだね。」
　「婚約指輪などの記念品をそれぞれ用意してあれば、食事の前に交換してその場で披露した方が良いね。」
　「後にするとタイミングを計るのが難しそうだからね。」
　「それが終わったら食事か。」
　「そこからやっと本番って感じだね。相手の親と話をするのは気を使いそう。」
　「会話の内容には気を付けないとね。自己中心的な話をしちゃうのはNG。」
　「事前に相手の親の好きな話題について予備知識を得ておいた方が良いね。」
　「知っていても知識をひけらかさずに相手に教えてもらう姿勢で話を聞いた方が良いだろうな。」
　「政治や宗教の話は対立の基となるので避けた方が良いよ。聞かれたら返事をするだけで自分の意見は控えたほうが無難。」
　「とにかく全員が和やかに過ごせるように気を使うことが大事なんだね。」
　「食事会の終わりには婚約者それぞれがお礼の弁と今後の思いを述べて終了するのが一般的だよ。」