幸せへの道標

　結婚しても自分の生活スタイルを変えたくない人はパートナーと助け合って生活していくことは難しいのではないか。パートナーのために自分のやりたいことを我慢して生きることに耐えられないのなら結婚は合わないのかも。ウェルカムドールたちは悩みます。
　

共助生活

　「愛する人のためなら自分のやりたいことを我慢するのは当然という考え方は全ての人にとって正しいとは言えないよ。」
　「でもそうできないのなら結婚しなくて良いんじゃないの？。1人で生きていけば良いと思う。」
　「結婚の目的やスタイルは人それぞれだよ。結婚とはこういうものという形に縛られる必要はないよ。」
　「それぞれのカップルで納得できていればそれでいいんじゃないかな。」
　「昔は結婚して我慢するのは女性ばかりでそれが当たり前だった。でも女性が社会進出するようになって女性ばかりが我慢しなければいけない結婚に疑問を持つ人が多くなったんだね。今では男性が専業主夫のカップルもいるようだよ。」
　「主夫になりたい男性自体が増えているらしいね。その場合はお互いにやりたいことをやって上手くいっていると言えるな。」
　「そんな風に上手くかみ合えば良いけど、2人ともが仕事ばかりだったらすれ違いが多くなって一緒に暮らしている意味が無くなるんじゃないの？。」
　「芸能人カップルの離婚が多いのはすれ違いばかりだからって話も聞くね。」
　「すれ違いが多いからパートナーの存在感が薄くなって浮気しちゃったからというのが本当の原因なんじゃないの。」
　「芸能人なら遊び相手は多いだろうな。」
　「確かに一緒に暮らしていてもすれ違いが多ければパートナーの必要性を感じにくくなるかもね。だから相手にとって自分が必要な存在であるとお互いに思ってもらえないと結婚生活に危機が訪れる恐れはあるだろうね。」
　「一緒に暮らして楽しいのは最初のうちだけって言うもんね。だからこそ2人の間の絆を強固にしておかないといけないな。」
　「一般的には子供がその役割を果たすものだね。〝子はかすがい〟って言葉もあるくらいだから。」
　「でも子供がいなければ絆が強くならないっていうのも寂しいよ。2人だけでも絆を強く出来るのが理想だよ。それが出来ていないから子供が成人したら離婚するカップルがいるんだと思う。」
　「最近は結構多いらしいね。熟年離婚。」
　「ずっと我慢を強いられていた奥さんが解放されたいってことでしょ。結局は我慢が原因だってこと。だからこそ我慢をしない結婚生活が大切なんじゃないかな。」