恋愛と幸せ

　他人が普段見せていない意外な面を知ることでその人に新たな魅力を感じる、そこから恋愛に発展する可能性もあります。そこに幸せをつかむヒントがありそうだとウェルカムドールたちは考えます。
　

魅力磨き

　「そうなるとやっぱり何か得意なものを見つけることは大事なんだね。」
　「でも自分にとって得意なものが何なのかが分からない人はどうすればいいの？。」
　「得意なものが無いって人もいるよ。」
　「本当に何もないのかな。自分でそう思っているだけじゃないの？。得意なことを想像する時に、スポーツや音楽、絵画とかメジャーなものを思い浮かべるから〝自分には無い〟って思うんだと思うよ。メジャーなことじゃなくても良いんだよ。」
　「それに最初は得意でなくても続けていくことで得意になっていくってことは良くあることだね。例えば料理はやったことがなければ苦手なのは当たり前。でもいろいろと作ってみることでそれなりに出来るようになるものだよ。だからまずは興味があることをやってみたら良いと思う。」
　「本をたくさん読む人は読書が得意って言ってもいいの？。」
　「普通はそういう言い方をしないみたいだけどその表現もありだと思うな。本を読まない人からみたら読書好きな人はすごいって思われているからね。本をたくさん読めるのは才能の一つだと思うよ。」
　「テレビをよく観る人はどうなの？。テレビを観るのが得意って言えるの？。」
　「言うのは個人の自由だけど、周りの反応はちょっと微妙だね。映画鑑賞に比べるとテレビ鑑賞ってあまり自慢できるほどの効力を得ていない気はするな。それにテレビを観ない人が見ている人をすごいって思うとは思えないし。」
　「テレビを観ること自体に労力を要しないからじゃないかな。テレビの内容も安易なものが多いみたいだし。他人からすごいって思われるのは、それをするのにその人にとって何らかの苦労が伴うからだと思うよ。テレビはスイッチ入れれば誰でも観ることが出来るもんね。単に容易な趣味の一つって印象だな。」
　「じゃあ、ケーキを食べるのが得意っていうのは？。たくさん食べるのは意外と苦労するよ。」
　「まあ…大食い選手権とかあるくらいだから自慢は出来るかもね。周りの人からもすごいって言われるだろうし。でもそれで恋愛に発展するかどうかは何とも言えないな。同じ系統の人となら仲良くなれるかもね。でも病気にならないように気を付けて。」
　「それだけケーキが好きなら自分で上手く作れるようになったら良いんじゃない？。そうなったらすごいよ。」
　「まずは健康第一に考えた方が良いね。」