記念日のすすめ 190702 ~大切な人にプレゼントをしよう~
氷室の日(7月1日)
昨日のブログで7月1日は我が夫婦の結婚記念日だと書きましたが、ここ金沢では氷室の日でもあります。県外の方は氷室と聞いても何のことか分からない方も多いと思います。
氷室の日の由来
藩政時代、金沢では加賀藩主が徳川将軍家に献上するための氷を小屋に貯蔵していました。貯蔵する小屋を氷室と呼んでおり、冬場に天然の氷雪を詰め込みます。この時代は毎年旧暦の6月1日に氷室の節句という歳時が江戸で行われていたため、それに間に合うように江戸に届けていたのです。現在の7月1日が旧暦の6月1日にあたるため、金沢では7月1日が氷室の日としてその風習を残しています。
夏の暑い盛りに加賀から江戸までの120里(約480㎞)を8人の飛脚が昼夜4日間かけて運びました。氷雪が溶けないように笹の葉で幾重にも包み更に二重の桐の長持ちに入れたそうです。運ばれてきた氷雪は加賀藩所有の江戸本郷上屋敷にある氷室に保存し将軍に献上するとともに家臣にも分け与えたとのことです。
この氷雪は夏に雪を食べて風流を楽しむためのものだったようです。ただ実際には土などが混ざっていたため献上されても将軍家では口にすることは無かったとも言われています。
氷室饅頭
現在はこの氷室の日には酒饅頭を食べて無病息災を祈る習慣になっています。ですから我が家では結婚記念日は氷室饅頭でお祝いすることが定着しています。7月1日に入籍したのは全くの偶然なのですが、とても分かりやすくて金沢市民としてもこの日で良かったと思っています。
氷雪なのになぜ氷でなく饅頭なのか、と疑問が湧きます。加賀藩5代藩主の前田綱紀の時代に、氷雪が江戸に無事に届くようにと神社に饅頭を供えて祈願したことが起源だそうです。
饅頭の他にもちくわや枇杷などを食べる風習があるようですが、我が家では饅頭のみです。実際に金沢市内では饅頭の勢力が圧倒しています。ただ最近はスーパーのチラシで氷室ちくわも目立つようになっているように感じます。私が今まで気付かなかっただけかもしれませんが、じわじわと勢力を拡大しているようです。そのうち氷室アイスなども出てくるのではないかと思っています。というか、なぜ売り出さないのかが不思議なくらいです。便乗商法と言われそうですが、氷室なら氷の方が適しているのではないでしょうか。暑い時期には冷たいものを口にしたくなるものです。ただでさえ石川県民は冬でもアイスの消費量が多いことで有名なのですから。でも冷たいものを食べ過ぎると夏バテの原因にもなり身体にはあまり良くないようなのでほどほどにしましょう。
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