結婚記念日

　今日7月1日は我が夫婦の結婚記念日です。2001年の今日入籍しました。あれから早くも18年経過し、今日から19年目に入ることになります。
　

夫婦であることの幸せ

　私は結婚して本当に良かったと思っています。家族というかけがえのない存在が出来たことで人生が豊かになったと実感しています。独身の方が気楽だと考える人も多いようで、実際に私も独身時代はそのように思っていました。しかし結婚してみると、独身に戻りたいという思いは一切なくなりました。更に子供が出来たことで独身では絶対に得られない幸福感も味わうことが出来ています。
　

　独身の方が気楽だという思いは否定しません。しかしその気楽さは孤独の側面であることが今では分かります。独身ならやりたいことを自分の判断で自由に出来るし、稼いだお金も自由に使えます。誰のことも気にすることなく自由に行動出来るということは独身の特権かもしれません。ただそれは裏を返せば誰も自分の人生に本気で関わってくれないということでもあるのだと思います。生きることは楽しいことばかりではありません。独身だろうが結婚していようが、苦労は必ずあります。それを真に共有できる人がいるかいないかは大きな違いだと思います。
　

　結婚生活で大事なことは相手への配慮だと思います。幸いなことに私の妻は（少なくとも私に対しては）配慮してくれる人です。私は人間として生活力というか、今の社会への適応力がやや劣っているところがあるのですが、妻はそれを責めることはありません。私のことを理解しようとしてくれているのが良く分かるのです。人間は生まれ持った能力を変えることは出来ません。そこを責められたら辛いものです。でも全てが劣っているわけではないので、その分自分の出来ることはしないといけません。ですから私なりに出来ることはしているつもりです。私にそう思わせることが出来る妻は、やはり素晴らしい人だと思うのです。
　

　私は本来短気で怒りっぽいのですが、妻とは喧嘩したことがありません。それは妻が私に対していろいろと配慮してくれていることが分かるため妻を責めてはいけないという思いがあるからに他なりません。このように書くと妻は完璧な人のように聞こえるかもしれませんが、決してそうではありません。ごく普通の女性だと思います。抜けているところもあるし、結構頑固なところもあります。それに私の方が几帳面です。ただ私に対してはとても優しいです。
　

　結婚してからの18年間はあっという間に過ぎたという感じです。子供たちもいつの間にか大きくなり、家族5人で一緒に暮らせるのはあとどのくらいなのだろうか、いずれはまた妻との2人だけの生活になるのだろうな、と考えると、人生なんてあっという間だろうな、と思います。毎年結婚記念日になると、幸せが続いている日々に、そしてその幸せを築いてくれている妻にあらためて感謝するのです。