結婚のすすめ

　キリスト教式と神前式以外で最近は人前式の人気が高まっています。宗教やしきたりにとらわれずに自分たちの自由に行えるのが特長です。しかし自由であるからこそ気を付けないといけないこともあるようです。人前式についてウェルカムドールたちは話します。
　

人前式の挙式

　「人前式ってまだなじみが薄い感じがするから年配の人たちには違和感があるんじゃないかな。」
　「そうかもね。でも普段は信者ではないのに挙式の時だけキリスト教式や神前式のしきたりに従うことの方に違和感を覚える人も多いと思う。そういう人たちにとっては人前式の方が良いと思うのは自然だと思うな。」
　「そうだね。結婚式をしないカップルもいるんだし、どのようにするかはそれぞれの自由だからね。宗教の儀式にとらわれる必要は無いよ。」
　「全てを自分たちの自由に行えるから楽しそうだね。」
　「会場も特に決まりはないから好きなところで出来るんだよね。」
　「同じ会場で挙式から披露宴まで行うことも出来るよ。」
　「でも自由な分、気を付けないといけないこともあるんじゃないかな。」
　「人前式に限らないけど両親の承諾を得ることは大事だね。」
　「招待するゲストのことも考えて自己満足にならないようにしないといけないだろうな。」
　「特に年配の人に対しては十分な配慮が必要だと思う。」
　「挙式と披露宴がごちゃごちゃになっちゃうとただのパーティーになりそうだな。」
　「そうならないように挙式の部分は神聖な雰囲気を演出することが大事だろうね。」
　「結婚の誓いの宣言はユニークなもので構わないけど、その中にも真面目さを感じられるようにしないといけないだろうな。」
　「ここでふざけすぎるとゲストたちは2人の将来に不安を感じちゃうよね。」
　「結婚届への署名や指輪の交換なども人前式の定番みたいだから、それらの時は厳かな雰囲気を大事にした方が良いね。」
　「牧師や斎主がいないから厳かな雰囲気を出すためには司会の人の役割も重要だな。」
　「挙式と披露宴を続けてやる場合は司会役がはっきりと切り替えすることが大事になるね。」
　「式の準備全てを自分たちでやろうとすると大変だから、友人に任せられるところはお願いした方が良いと思うよ。」
　「それにあれもこれもとやりたいことを詰めすぎると慌ただしくてごちゃごちゃになっちゃうかも。ある程度絞り込んだ方が良いと思う。」
　「そのためにはテーマを決めると良いんじゃないかな。例えば2人の趣味に関することで統一するとか。」
　「とにかく神聖な雰囲気を忘れずに二人よがりにならないようにゲスト全員が楽しめて祝福できる挙式にすることが大事だね。」