そっくり人形ヒロのひとりごと 190405 ~聞いてもらいたいわけじゃないけど…~ 

最近気になること

 センバツ高校野球が終わった。東邦高校が平成最初と最後の優勝を飾るというドラマチックな結果だった。こういうことがあると神様の演出なのかとも思ってしまう。世の中には時々神の存在を想起させるような出来事が起こることがある。このような劇的なシーンの渦中に加わってみたいと思うのは私だけではないと思う。
 

不都合な真実

 大会中には残念なこともあった。サイン盗み疑惑。某監督の不適切な言動で事態が大きく報道された。大会終了後までもくすぶり続けている。当初は疑惑を持たれたチームの監督に批判的な声が多かったようだが、今では不適切行動の某監督に対しての批判が集中しているようである。某監督がとった行動は批判されて当然である。が、それとサイン盗みの真実は別。批判の声ばかりが聞こえてくるが真実の解明がされているのかどうなのかは全く分からない。高野連の話を聞くと試合が終わったのだからそれで終わりみたいなコメントだった。果たしてそれで良いのだろうか。
 

 某監督は相当の確信があったからこそあのような行動になったのだと思われる。いくら優勝候補と言われていた自軍が2回戦で敗退したからといって負けた腹いせでやるようなことではない。事前の評価で差があってもそこまで奢れるほどの実力を自負していたとは思えない。別に某監督を擁護しているわけではない。ただこういうことは感情抜きにして見ないといけないと思う。今は一連の不適切行動に対する個人攻撃にすり替わってしまっているように感じる。
 

 某監督は器が小さい、対する相手監督は疑惑を持たれても落ち着いてチームの士気を高めて準優勝に導いたことや常に対戦相手を讃える言葉を評価されて器が大きいと言われるようになっている。これは正当な評価だろうか。(そもそも器が大きいとか小さいとかは何を基準にして言っているのか不可解である。)確かに某監督の一連の言動には問題が多く、そのことを批判されるのは仕方がない。しかしだからと言ってその反動のように相手監督の評価が上がるのは理解できない。この監督の疑惑はまだ解消されたわけではないのである。サイン盗みをしていたかどうかは不明だが3回戦以降はしていないだろうから実力で準優勝したことは評価に値する。でももしもサイン盗みをしていて(あくまでも仮定の話です)予選を勝ち抜いて代表になったのだとしたら器が大きいとかいう話ではない。公然と観衆を欺いて平然としているような人である(しつこいですがあくまでも仮定の話です)。そして選手たちには〝勝つためにはルールを犯しても良い〟と教育していることになる。これは某監督と同じように批判されて当然のことなのではないか。疑惑は疑惑である。真実ではない。だからどちらの可能性もあるということ。どちらの監督に対しても公平に見ないといけない。某監督の場合は実際に取った行動であるが、相手監督は単なる疑惑の範疇だから〝疑わしきは罰せず〟という違いであると言われればそれまでかもしれない。ただ、ルール違反をしたけど欺くのが上手いのかもしれない人が良い結果を出したことで良い評価をされて、違反を許せなくて注意した人が悪いやり方だったために批判を浴びている、そして批判をすることばかりに目が向けられて疑惑の真実追求が曖昧になっているという現状には違和感を覚えてしまうのである。
 

 そして高野連はこの問題をどう考えているのか。時間の経過とともに収束するのを待っているようにも思える。試合中にサイン盗みは無かったと審判団が判断したからといって真実が解明されたわけではない。おそらくサイン盗みの手口は巧妙で審判に簡単に分かるようなものではないのだと思う。何度もいろんな選手の動きを見て一定の法則性を見つけないといけないのだからその場で審判がクロだと確信を持つのは困難だろう。審判だって人間である。自分の誤審で高校生が犯罪者扱いされたとなったら責任を取り切れないだろう。アウトやセーフの判断とは違う。確信を持てなければサイン盗みは無かったと判断するのが賢明である。この問題で審判団に正しい判断を求めるのは酷である。某監督が執拗に問題を大きくするのは高野連に相談しても真剣に取り合ってくれないことが分かっているからなのではないかと思えてしまう。真実解明のためには少なくとも某監督が提出するという証拠ビデオの検証を高野連以外の有識者も含めて行う必要があるだろう。高野連関係者だけではうやむやにされかねない。ただその結果を公表するかどうかはまた別に判断が必要だと思う。シロクロどちらに転んでも関わった選手たちに悪い影響を与えることは間違いない。
 

 今回のことは真実を解明してもしなくても関係している両校の生徒たち全員が気の毒な気がしてならない。どちらの学校にも悪い影響ばかりが残ることだろう。ルール違反を指摘することは間違っていないが、大人だけの話し合いで解決できる方法でやってほしかった。どこの高校のどの選手がやっていたなどと個人を特定できてしまうような解決では新たな問題を生じるのは目に見えている。子供たちが関わる疑惑の解明には細心に事を運ぶことが最も重要だということを改めて思い知った出来事である。

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