そっくり人形ヒロのひとりごと 200225 ~聞いてもらいたいわけじゃないけど…~

コロナウイルスとイベントの中止

 新型肺炎コロナウイルスが世界を不安に陥れている。予防策の一つとして人混みを避けることが提唱されている。そのような中、各地で予定されているイベントを開催するかどうか、判断に差が出ている。開催か中止か、どちらにしても賛否両論があるようだ。
 

感染の不安と経済的事情

 東京都はいち早く3月1日開催の東京マラソンの一般参加者の出走を取りやめた。これを皮切りに各地でマラソン大会の中止が次々と発表されている。ただ、参加料の返金もせず、来年の優先出走権も与えないところもあるようで、そのこと自体に納得できないランナーもいるようだ。
 

 マラソン大会は事前に参加料を徴収しているので、中止にしても返金しなければ主催者側が大きな損害を被ることは無いだろう。準備の段階で多額の出費をしており、参加料の全額返金が出来ないのは仕方がない。一部返金をすることになればその分手間が掛かり、更に出費がかさむはずだ。
 

 自治体が主となって開催されるマラソン大会は、大会そのもので儲けるというよりも、他地域から訪れる人たちが宿泊や飲食、土産などで地元でお金を使う経済効果を期待して開催されるのだと思う。その点から見ると、中止することでの地元の観光業の方々の落胆は大きいだろう。実際、中国人観光客で経営を維持していた観光地の方々は、現在経営難に瀕していると聞く。返還されない参加料が何らかの形で地元の方々に還元されることを願う。
 

 サッカーや野球など他のスポーツが開催されているのに、なぜマラソンだけが中止になるのかという声がある。国技である相撲も行われるようである。しかし、本来はその逆で、感染の恐れがある中、なぜサッカーや野球が中止にならないのかと言われる方が正しいだろう。相撲のように屋内で行われるイベントでの感染の危険性は屋外スポーツよりも大きい。また、観戦している人のリスクばかりが言われているが、サッカーやラグビー、相撲などコンタクトスポーツは選手間での感染のリスクがかなり大きいのではないか。
 

 それでも行うのは、やはり収益という経済的な問題があるからだと考えられる。これがマラソン大会との大きな違いではないか。他のスポーツやコンサートなどは開催前に中止を決定すると、見込んでいた収益が得られないどころか、大きな損失が発生する。中止すれば関係者との間で損害賠償問題に発展するかもしれない。だから簡単に中止の決定が出来ないのだろう。選手の年俸や施設の維持費などを支払わないといけないので、試合が出来れば良いわけではない。無観客試合が続けば、いずれプロスポーツは破綻するだろう。
 

 このことは国内感染が広まる前に中国の春節による観光客を見込んで入国制限しなかった政府の考えと大差ない。我が身に降りかかるかどうか分からない健康問題よりも確実に影響する経済活動の方が優先事項なのだ。やはり日本人はエコノミックアニマルといわれても仕方がないのかもしれない。
 

 人間は勝手なものだ。真っ先に入国制限して感染が拡大せず早々に収束しても、その結果経済が低迷したならば「慌てて入国制限する必要はなかったのではないか」と政府の決定を批判する声は出るように思う。なぜなら入国制限と感染率との因果関係がはっきりと分からないからである。入国制限をした時としなかった時それぞれのその後の経過を同時期、同地域で比較することは不可能だ。今回日本の対応が後手に回ったと言われるのは、政府がそのような批判を恐れたことが一因だと推測できる。感染が広がらず、なおかつ経済が順調との結果でなければ、どのような策を講じても何らかの批判は出るものだ。
 

 イベントの中止を決定できないのも同じ意識が働いているように思う。開催すれば当然に感染のリスクは高まる。ただ、全ての人が感染することはないだろうし、もしかしたら誰も感染しないかもしれない。でも中止にすれば損害が発生することは100%間違いない。リスクの大きさや確率を考えると、中止の決定がしづらいのは理解できる。
 

 感染拡大を防ぐなら、入国制限をしイベントを中止するのが良いに決まっている。それが簡単に出来ないのは、経済活動が低迷して不況に陥るリスクが大きいからだろう。更にどのくらいの不況になるのかも予想できない。倒産する企業や個人事業者も出てくるだろう。職を失い生活が困窮し、自死を選ぶ人がでることも考えられる。どのような死に方をしても命の重さは同じである。感染で死んだ人がいなかったから適切な対応だったということにはならない。
 

 人は岐路に立たされた時に複数の選択肢があることで迷う。いろいろと試して良かった道を選べるならば楽だが、そうはいかない。選んだ道の経過や結果だけしか知ることは出来ない。「もしもあっちを選んでいたら」などと考えても無意味である。あっちの道のことは希望を含んだ予想でしかない。どの道を選んでもそれぞれにリスクはあるだろう。あっちの道を選んでいたら、こっちの道が良く見えるものだ。
 

 選んだ道で実際に生じた損失を取り上げて批判することは誰にでもできる。しかし、複数の選択肢の中でどの道がベストでどれがワーストなのかは誰にも判断できない。もしかしたら今進んでいる道が、結果的にベストなのかもしれないのである。他の選択肢と比べることが出来ない以上、選んだ道がベターであったと思えるようにするしかない。現時点ではベストともワーストとも決まっていない途中経過なのだから。
 

 今はコロナウイルスに対して効果的なワクチンも治療法も確立されていない。そのことで不安が大きくなっている。ただ、感染しても皆が重症になる訳でもないので、楽観視している人も少なくないようである。だからこそイベントが開催されるし、参加する人がいるのだろう。イベントが中止にならないのは主催者側の事情だけでなく、多くの参加者の意向があるからという側面もある。開催されても参加する人がいなければ判断に迷うことは無いだろう。国の対応を批判する人がイベント開催を望んでいるのであれば、矛盾しているように感じる。
 

 今後どのようになるのかは分からない。ウイルスが更に猛威を振るうかもしれないし、意外に早く収束するかもしれない。そのような中、大事なのは自分はどう行動するか、だろう。周りを批判したところで、自分の都合の良いように動いてはくれない。自分が感染しないことも大事だが、いつどこで感染するか分からない以上、自分が感染を広げないように気を付けることが求められているのではないだろうか。

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