タカスサーキット

　今日は息子と福井県のタカスサーキットの走行会に行ってきました。と言っても私がサーキットを走行したわけではありません。タカスソニック走行会と同日開催されるXaCAR86&BRZ SONICの見学が息子のお目当てでした。
　

サーキットの魅力

　私自身はそれほど車に興味はないのですが、なぜか息子が車好きで、車のイベントがあると連れて行ってほしいとせがまれます。車の中でもスポーツカー、更にその中でも特にトヨタ86が大好きなのです。もちろんフェラーリやランボルギーニ、マクラーレン、ブガッティなどの高級外車も好きなのですが、身分をわきまえているようで何と言っても86が一番のようです。
　

　今日のタカスサーキットには86&BRZのオーナーたちが集まって走行を楽しんでいました。（BRZはスバルの86兄弟車です）86&BRZ以外でもマツダのロードスターやスズキのスイフトなどのオーナーも参加していましたが、やはり今日のメインは86&BRZです。ドレスアップした86に息子は興味深々でした。
　

　偶然にもサーキットには知り合いのGRガレージ白山インター（トヨタネッツ系の販売店）の店長さんがいて、その店長さんの計らいでプロドライバーの運転する車に息子が同乗させてもらえました（この店長さんにはいつも親切にしてもらっています）。1周目は少し怖かったようですが、2週目からは慣れたようで合計3週してもらい、楽しめたようです。思いもかけないプロによるサーキット走行を体験することが出来て息子はとても喜んでいました。
　

　その後は他の人達の走行の様子を見学しました。オーバースピードでコーナーを曲がり切れずにクラッシュする車が1台出るというアクシデントも目の前で見て、スピードの出し過ぎの怖さも分かったようです。まあ、息子は性格的にスピードを出すタイプではないと思うので大丈夫だとは思います。私も正直スピードを出すのは怖いです。ですから、サーキットで走っている人達を見て、「皆すごいなぁ」と思います。
　

　ただ、あれだけのスピードを出してコーナーを鮮やかに曲がれれば、楽しいでしょう。カーレースにはまる人達はそのスリリングさが何とも言えない快感であり魅力なのであろうことは理解できます。公道であの走りをしたら非難されますが、サーキットでなら問題はありません。モータースポーツ好きの人にとってはサーキットはとても貴重な場所なのだと思います。
　

　なお、タカスサーキットのすぐ近くには民家があります。一般の人達に迷惑を掛けないように、走行時間の厳守や音がうるさいドリフト走行を禁止するなど、周辺住民に配慮した運営をしているとのことです。自分たちの好きなことを続けていくためにも地域の人達への配慮はとても重要です。サーキットを走る人達は暴走族とは違います。
　

　今日のようにサーキットを走っている姿を見ると、不思議なもので、私のような者でも86を欲しくなってしまいます（ちなみに今の車はトヨタノアというミニバンです）。もしかしたら次の車は86になるかも？…。そう思わせる魅力がサーキットにはあるようです。